食育はなぜ大切?忙しいワーママでも押さえておきたい家庭での食育とは

コラム

子どもの食事を作る時に気になる栄養面。
働きながら日々の家事をこなしたり、食事は用意することだけでいっぱいいっぱいのママさんたちも多いのではないでしょうか。
最近よく耳にする「食育」ですが、なんとなく「食育」が子どもたちにとって大切ってこともわかるけど具体的にどんなことなの?そんな疑問を簡単に解説させていただければと思います!

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食育って具体的にどんなこと?

「食育」とは、食に関する様々な経験を通じて、「知識や栄養バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育むことです。
食べることは生涯にわたって続く基本的な営みです。子供はもちろん、大人の私たちにも「食育」は重要です。健康的な食のあり方を考えるとともに、だれかと一緒に食事や料理をしたり、食べ物の収穫を体験したり、季節や地域の料理を味わったりするなど、食育を通じて様々な食文化に触れることも大切です。

食育ってなぜ大事なの?

近年、食に関しての様々な社会問題があります。
例えば、栄養の偏りや不規則な食事による肥満や、それらが原因と考えられるメタボや糖尿病など生活習慣病の増加。
また、若い女性を中心にみられる過度のダイエット志向に加え、高齢者の低栄養傾向等の健康面での問題も指摘されています。
筆者の母は幼い頃から働きに出ていたこともあり、実際に子供頃の食事は冷凍食品やレトルト食品、菓子パンを良く食べていた記憶があり、現にぽっちゃり体型でした。
大人も子供も食に関する正しい知識を身に付け、健康的な食生活を実践することにより、心と身体の健康を維持し、生き生きと暮らすために、食育を通じて、生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要です。

ご家庭でも簡単に取り組める食育

食育で重要視されてるのは朝食・栄養バランス・共食であるこの3つ。
農林水産省でも推進されているご家庭で出来る食育についてお話させてください。

朝ごはん
1日のパワーの源である朝ごはん。
毎日朝食を食べる子供ほど、学力調査の平均正答率や体力テストの合計点が高い傾向にあるという調査結果も報告されています。
1日の食事を規則的にとり、生活リズムを作っていくことが、健康的な生活習慣にもつながります。
なかなか朝は忙しくてご飯を作れないという方は、ぜひ”なないろ栄養おだし”を取り入れるとバタつきがちな朝でも簡単に栄養バランスの取れたおにぎりが作れますよ。

栄養バランス
食事を作ったり、献立を考えたりするときに、主食、主菜、副菜を組み合わせ、栄養バランスのとれた食事を意識しましょう。
栄養バランスのよい食習慣の人は、そうでない人と比較して死亡のリスクが低くなることが報告されています。
また、「日本型食生活」は、ごはんを中心に、魚、肉、牛乳・乳製品、野菜、海藻、豆類、果物、茶など多様な副食などを組み合わせ、栄養バランスに優れていますのでライフスタイルに応じて、無理のない範囲で日本型食生活を積極的に取り入れましょう。

共食
何人かで食卓を囲む食事の場は、コミュニケーションの場でもあります。
みんなで一緒に食卓を囲んで、共に食べることを「共食(きょうしょく)」と言います。共食には、一緒に食べることだけではなく、「何を作ろうか」と話し合って一緒に料理を作ったり、食事の後に「おいしかったね」と語り合ったりすることも含まれます。
お子さんがいる家庭では、家族みんなで一緒に食卓を囲むことによって、子どもたちが食事の楽しさを実感することができ、箸の正しい持ち方や食事のマナー、「いただきます」「ごちそうさま」といった食事のあいさつを子どもに伝える良い機会にもなります。

パパのは帰宅が遅く、まずは子どもに食事を与え自分の食事は後回しという方も多く共食ができてない方もいらっしゃいます。ママが食事をしている姿をお子さんに見せることはとても刺激になるので出来る範囲でお子さんと一緒に食事をすることを心がけてみてはいかがでしょうか。
筆者も子供と別々の食事が楽だったので子供だけ先に食べてさせていましたが、少しお喋りができるようになった頃に「ママも一緒に食べようよ」と子供から言われた事を機に、これまで寂しい食事をさせてしまっていたなぁと反省しました。
そうは言っても、お母さん自身が無理しても疲れてしまうので、余裕がない方はお休みの日だけでも家族で食卓を囲んで食事をしてみるのもおすすめです。

政府広報オンラインで食育についてのわかりやすく紹介されてるので興味がある方は是非覗いてみてくださいね。

まとめ

今回の食育について簡単にまとめてみましたが、子育てを通じて筆者自身も食育の大切さを改めて認識することができました。
筆者自身、幼い頃は父の帰宅が遅いといえど、母と祖母と一緒に食卓を囲んでいました。
栄養面においては完璧ではありませんでしたが、朝食は毎日欠かさず出てきて食事をとることの大切さは自然と学んでいました。そのお陰か、学生時代は遅刻もなく皆勤賞でしたし、33歳を迎える今でも朝には強く3食きっちり食べて過ごしてます。

なんにせよ、ママが健康でいることが一番です。
ママが倒れてしまうと、家族が回らなくなるご家庭が多いと思います。
ママが健康的でいれば家族も自然と笑顔になります。
「食育」について無理に勉強をしたり、完璧でなくて良いと思います。出来ることから少しづつ意識するだけで、自然と子どもたちが次の世代に引き継いでいくのではないでしょうか。
無理のない範囲で自分にあったスタイルの食育を楽しんでくださいね!




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