娘に「好きにすれば」と言ってしまったら、まさかの愛着形成を確認できた件

コラム

まだ遊びたい!の子供。
ご飯だからダメ!と言ってしまう親。

このような親子の攻防戦が続いた時、面倒になって折れてしまうことありませんか?
今日はそんな時に放ってしまった「好きにすれば」で得られた愛着形成のお話をさせていただきます。

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言葉通りに受け取る子供

きっかけはアイスを食べたいとか本当に些細な事でした。
もう寝る時間だからダメだよ!と反対していたのですが、子供も折れる気配なし。
我が家ではよくある光景で、納得して我慢できる時もあります。
今回は譲りたくなかったのか、主張し続けた時の親の反応を見ていたのかは謎。
でももう面倒になって「好きにすれば」と言い放ってしまいました。

すると言葉通りに受け取ってルンルンでアイスを物色する娘。
この光景に私も夫も衝撃を受けました。
本当に好きにしたよ!笑
でものちにこの行動は良い成長をしているとお話してくれた友人がいたので、次の章で説明しますね。

親子間での愛着形成、信頼関係が築けているか


昭和世代の筆者と夫は、親からの「好きにすれば」には、空気を読んで我慢する行動を取っていました。
空気を読むという行動は日本だと求められるシーンも多いので、日本で生活していく上では必要なスキルです。
でも空気を読むという行動は逆を返せば、自分の気持ちややりたい事を押し殺す事にも繋がってしまう恐れがありますよね。
今回の娘の行動は親からの空気を読まずにアイスを食べたと言うわけです。
これが単なるわがまま、自己中心的と言えばそれまでですが、この行動が取れる根底には親子間での愛着形成が築けている必要性があるそうです。

「好きにすれば」で空気を読んでしまうのは、勝手な事をしたら親に嫌われてしまう。もっと怒られる。という恐れを抱いています。
私は親から愛されているから大丈夫!という親子での信頼関係が築けているという根底がないと出来ない行動だそうです。
極端な話ですが日頃から暴力が飛び交っているような家庭で育っていたらアイスを食べたら殴られていたでしょうし、娘も殴られたくないからアイスは我慢していたでしょう。

親に支配される人生の成れの果て

子供がずっと親の顔色を伺って、親の言うことだけが正しいと信じていると結果として子供の人生の実権を親が握る事になります。
そうなると子供が自分の人生で何か上手く行かなかった時、親の言うことを聞いたのになんで!と全て親のせいにしてしまうそうです。
いわゆる依存の状態ですね。
ずっと良い子で親の言うことに従い続け、親の希望する大学に進学して仕事もしてみたけど、合わなくて鬱になってしまった。などよくある話ですね。

子供には自分自身で考え、人生を自由に生きて欲しいと願っていたので今回はアイスを食べたい!と主張してきた小さなお話でしたが親の顔色を伺わない子に育っていて少し安心しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
筆者もですが子育てには正解がないので、自分の子育てが正しいのか不安に思っている方もいらっしゃるのではないかと思って今回記事にしました。
もちろん事故に繋がるような事や人を傷つけるような事をしたらキツく叱っています。
なので状況にもよると思いますが、もしお子さんが娘と同じように親の顔色を伺わずに好き勝手な行動をしていたら、怒るのではなく視点を少し変えて自由に成長できている証だなと思えたら子育ても少しは楽になるしれませんね。

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