真似したくなる!簡単に取り組める彩豊かなお弁当術!

コラム

もうすぐ暖かい季節、春の到来!
コロナ渦でなかなかお出かけのできない日々が続いてますよね。
そんな中、先週末は2月と思えないほど暖かく、ピクニックを行なったご家族も多いのではないでしょうか。
ピクニックといえばお弁当。外で食べるお弁当は最高ですよね!
関東では春を感じさせるミモザや菜の花が咲いていますが、来月には桜も咲き出しますのでお花見のお供に色鮮やかなお弁当があるといいですよね。
先日、お弁当のお料理教室に参加した筆者。大人向けな内容ではありましたが、そこで学んだ簡単な彩豊かなお弁当術をお教えいたします!

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ご飯は詰める前に油を混ぜよう

①お米のツヤ感を出したいので、1合につき5gの米油を入れ、さっくり混ぜ合わせます。
油を入れるメリットとしては、冷めてもパサつかずツヤも出るのでオススメです。

②曲げわっぱなどの1人一つのお弁当箱を使用する場合、お弁当に詰めるときは真ん中は少なめ。外側に向かって高さを出します。
外側に向かって高さを出すことによって、おかずが埋もれずに隠れてしまうことはありません。

彩鮮やかなお弁当にするポイント

色鮮やかなお弁当を作るには4色〜6色を目安におかずを作ります。
今回作ったお弁当の内容で色分けしてみました。

茶:唐揚げ、ハラス、磯辺揚げ(メイン料理)
赤:花人参、キャロットラペ、赤かぶ(赤いお野菜)
緑:スナップエンドウ、ふきのとう、菜の花、紫蘇(葉物のお野菜)
黄:味玉、キンカン(卵など)
白:ごはん、ポテトサラダ(主食など)
黒:ナスの揚げ浸し (黒はお弁当の色味を引き締める役割になります。他にも黒豆、こんにゃく、昆布などもありますね。)

おかずが美しくなる詰めかた

我が家はもっぱらシリコンカップに頼っていました。
コツさえ抑えておけばシリコンカップを使わなくても綺麗に並べられますし、洗う手間も省けますよ。


●真逆の色味を横に並べて詰めよう
色彩の美しさをより出すためにも真逆の色味の具材を横に並べていきます。

●隙間なく詰めよう
土台となるようメイン(今回で言うと唐揚げ)となる具材から詰めていきます。
唐揚げが転がらないように周りに具材を順番に詰めていくと崩れにくいお弁当になります。

●丸みを出すように詰める
ポテトサラダなどはボールを作るように軽く丸めましょう。
お浸しなども上から見た時に円形になっていると綺麗です。

水分を拭き取る一手間が一番大切

お弁当がベチャつかないように、お野菜やお惣菜の水分はきちんと拭き取ったり絞ってから詰めましょう。
・紫蘇など葉野菜を入れるときはキッチペーパーで水分を拭き取ってから入れましょう。
・茹でたお野菜などもしっかり水気を絞って入れましょう。味付けをし作り置きしておいたおかずも少し絞ってけから盛り付けると良いですよ。

半熟卵をつくるときのコツ

お野菜を茹でたお湯で最後に卵を茹でる時短になります。
お野菜を茹でる順番としては灰汁が少ないものから茹でましょう。

また卵を沸騰したお湯に入れ茹で始めたら、黄身が偏らないようにしばらくかき混ぜ7分茹でましょう。
※半熟すぎるとお弁当箱の中で黄身が漏れてしまうため、固めがおすすめです。
茹でたら必ず氷水で急冷しましょう。身が縮み、皮と身の間に空洞ができ皮を剥きやすくさせます。

卵は赤玉を選ぶようにすると濃い黄身でお弁当の色味を上げてくれますよ。

なんでも使える万能調味料 合わせ酢

合わせ酢は多めに作っておくと便利です。今回は筆者がリピートしているお料理の幅が広がる合わせずのレシピお伝えいたします。

材料
・米酢 300ml
・みりん 100ml
・きび砂糖 200g
・塩 33g

作り方は材料を鍋に入れて沸騰させるだけ!
あとは保存瓶で保管してください。

合わせ酢を作っておけば、オリーブオイルを混ぜてドレッシングにしたり酢の物や酢飯、余ったお野菜など漬け込んでピクルスにしたりもできます。
お酢には殺菌作用があるので作り置きや常備菜に非常にオススメです。
一度沸騰させて酸味を軽く飛ばしているので、酢の物が苦手なお子さんにもおすすめです。酸っぱすぎないピクルスは保育園でも人気のメニューのようですよ。

大人も子どもも喜ぶ揚げ物のコツ

お弁当といったらやっぱり唐揚げ!
でも油の量が多くて唐揚げだけ作るのももったいないな。と思うことありませんか。
今回磯辺揚げも一緒に作ったのですが、揚げ物のコツとしては油が汚れやすい唐揚げは最後。同じ油を使って一気に揚げていくことでした。

揚げ方の順番
(1)素揚げ
(2)天ぷら
(3)パン粉の衣のモノ(フライ、かつ、コロッケなど)
(4)調味料のついた食材や衣(から揚げなど)

揚げる食材の順番
(1)野菜
(2)魚介類
(3)肉類

例えば下味をつけた鶏肉を、から揚げにすると一番油が汚れて(1回で油を取り替えます)、野菜の素揚げをするときが一番汚れにくい、という事になります。
何種類かの食材を揚げていくときは野菜を先に揚げ、後から魚介や肉を揚げていくと良いでしょう。

天ぷらにおいても同じです。
野菜の天ぷらを先にして、最後にエビやイカを揚げていく方が油を綺麗に使い切れるコツです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。曲げわっぱのお弁当だけでなく、キャラ弁や四角いお弁当でも今回ご紹介させていただいたポイントを抑えるだけで色鮮やかで、見た目も華やかなお弁当になり、色彩から楽しめるお弁当間違えなしです!
今年の春は是非ご家族やご友人と一緒にお花見やピクニックに出かけてみてはいかがでしょうか。

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