ここ数年YouTubeで昔の映像が気軽に見られるようになり、若い子や海外でも昭和歌謡がヒットしています。
アラフォーの私は幼児期に流行っていた八代亜紀さんの「雨の慕情」を振り付きで歌っていたという話を両親から聞いていたものの、全く記憶にはありません。
そんな中、最近ちあきなおみさんの歌を聞いてその歌唱力に圧倒されてしまいました。
私の知ってるちあきなおみはコロッケだった
ちあきなおみ。
名前は聞いた事がある程度でしたが、思い出しました!!
コロッケだ!
ものまねのコロッケさんがよくやってたヤツ!
ただ、子供の頃はその原曲を知らなかったので全く興味ありませんでした。
コロッケさんのおかげで、鼻のとこにホクロがある女性くらいのイメージは残っています。
子供の頃はものまねブームでもありました。
当時コロッケさんはものまね四天王とまで言われてましたからね。
改めてコロッケのちあきなおみを見直したら誇張しすぎ!とは言え似ているかもと思い始めました。笑
正確に言うと似てはいないけど特徴をちゃんと捉えて、それを誇張していますが、誇張といえばのハリウッドザコシショウほどではありません。
きっと私の他にもアラフォー世代なら、ちあきさんといえばコロッケさんの印象が強いと思いますがぜひ本物を一度聞いてみてください。
ちあきさんの代表曲「喝采」
本題に戻りますが、私が圧倒されたのはちあきなおみさんの代表作と言われている「喝采」。
1972年にこの曲でレコード大賞を受賞しました。
聞いていてその情景が思い浮かぶほどの表現力。
喝采はエレカシの宮本浩次さんもカバーされており、こちらも良かったのですが、宮本さんもちあきさんをリスペクトされているのか歌い方もかなり意識している印象を受けました。
それほど多くのアーティストに影響を与えているのでしょうね。
それにしても、なぜちあきさんを見かけないんだろうと思っていたら、1992年に最愛でマネージャーでもある旦那さんを亡くし、惜しまれながらも以来活動を休止。
宍戸錠さんの弟である旦那さんは、ちあきさんの歌唱力に魅せられ、役者さんを引退してマネージャーへ転身するほどだったそうです。
そんなちあきさんは
「旦那さんのために歌っていた」
旦那さんからの最後の言葉は「もう無理して歌わなくて良いよ」
とも言われたとの事です。
公私共に大切な方を失いお辛い経験もされていますが幸せな人生を送っていて欲しいと強く願っております。
まとめ
私が思春期だったころは偶然の小室ブーム。
母がよく「最近の子は歌が下手ね」って良く言ってました。
楽曲以外にもビジュアルや声の不安定さなどもヒットの要因だったりもするのでしょうが、ちあきなおみさんに限らず、美空ひばりさん、山口百恵さんなど昭和の歌唱力が高いアーティストを聴いていたら、そう思ってしまうのも納得しました。
最近はYouTubeなどで注目された歌の上手いアーティストが増えてきましたが、やっぱりちあきさんの歌唱力って凄いなと素人ながらにも思いました。
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