“怪物園”タイトルと表紙のインパクトで購入した絵本が久々の大ヒット!
現在お気に入りのトミカを差し置いて、堂々一位に輝いた一冊。
どこへ行くにもこの絵本を持ち歩くほどお気に召した模様。
先日購入したばかりなのにすでに数十回読んでます(笑)
今回は3歳の息子も大人の私もお気に入りになった怪物園の感想をお伝えします。
子供達の想像力を掻き立てる表紙
まず目に飛び込む表紙とタイトルのインパクト。
これだけ見るとちょっと怪しい怪物のお話なのかな。と想像する人が大半ではないでしょうか。
しかし息子は、表紙を見るとこの怪物は何?どんな怪物なの?と次から次へと質問していきます。
どんな怪物だと思う?と質問返しすると彼の印象で怪物に名前をつけていく遊びが始まりました。
タコのように足が多い怪物には”タコ怪物”
卵の形をしたものには”タマゴ怪物”
絵の中に似た怪物がいると”これは親子かな?”
表紙だけで息子の想像力を豊かに表現してくれました。
外に出る機会が減っている今、子供達の想像力を豊かにする内容
お外で遊びたくても遊べない子供たち。
どうしたら、おうち時間を楽しく過ごすことができるか。という子供たちの豊かな発想力・想像力が描かれています。
現実世界にいる怪物たち、空想世界にいる子供たち。
読み進めていくとそれぞれの世界が交互に出てきて現実世界と空想世界が曖昧になっていく瞬間がありました。
なんだか不思議な気持ちになります。
本来、空想であるはずの怪物たちが現実で、子どもたちが起こすのは空想の出来事な展開が大人の私もとても面白く読める展開になっていました。
想像し続ける力
この絵本は作者のjunaida(ジュナイダ)さんの願いも込められた作品です。
”想像を止めないこと、想像し続けることが、僕らがこれから進んでいく先の、明るい道しるべになるような気がしています。”
怪物園はどこからきて、どこへ向かっているのか。怪物園とは一体なんだったのか。
この絵本には正解はありません。
それを自然と想像できる内容になっていました。
現に息子は、”怪物園は迷子になってしまっているのかなぁ。”と呟いていました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
対象年齢も小学校1〜2年生のようですが、親が読んであげれば3歳児でも楽しめる内容でした。
とてもカラフルな怪物たちが、子供たちだけではなく私たち大人の想像力も掻き立ててくれます。
絵のタッチもとても独特で、はじめは怪しい怪物たちも何度も読むうちに愛おしく見えてきます。
コロナ渦も少しづつ収束へ向かっていますが、梅雨はまだまだ続きます。
雨の日やおやすみ前の絵本タイムのお供に是非読んでみてくださいね。
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