【ネタバレなし】箱入り息子の恋を観て、子供を箱入りにしてはいけないと思った話

エンターテインメント

星野源さんの不思議という歌がとても好きになり、このタイミングでご結婚もされたので逃げ恥も全部観て、過去に出版された本も読んでしまいました。笑
その本の中に「箱入り息子の恋」について書かれていて気になって観てしまいました。
私は先月からすっかり星野源フィーバー中ですが、とても考えさせられる映画だったのでご紹介させていただきます!

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箱入り息子の恋

主人公は星野源さんが演じる35年間、彼女なし、実家暮らし、趣味貯金、出世などの欲はないコミュ障の男性。
ヒロインは夏帆さん演じる箱入り娘で視力がなくなる病気にかかり目が見えない女性。
そんな二人が恋に落ちるお話です。

人は見た目で判断する

大杉漣さん演じる夏帆さんのお父さんは、ギラついており、全く野心のない主人公の人格を全否定します。
不躾でかなり酷いセリフを突き付けます。
話は逸れますが大杉漣さんを久々に観て、亡くなったという事を思い出して少し淋しくなりました。
本当に名バイプレイヤーですね。

映画の話に戻しますが星野源さん演じる主人公が

「人は見た目で判断される事が多い。
でも目の見えないお嬢さんは上辺で人を判断しない。」

と言うセリフが印象的でした。
相手の事をよく知りもせず判断してしまいますのね。
私はきっと学生の頃に星野源さんがクラスメイトにいても多分話しかけなかったと思います。笑
大学や社会人になると周りにもオタク感ある人が多い環境だったので抵抗なく話せるようになりましたけど、それでもまだ第一印象で判断してしまいがちです。

過保護と心配性の境目

このお話の中で両家の親御さんが過保護のシーンが何度か出てきます。
映画で出てくるセリフにも反面教師にしたいと思うような箇所があります。

またセリフ意外にも、いわゆる富裕層で箱入り娘の夏帆さんは、庶民的なお店には行った事がないので牛丼屋や立ち食い蕎麦屋さんでデートを重ねます。
目が見えないからと避けてきた普通の生活を実際に体験する事って大切ですね。
もし自分の娘に障害があったとしてら私も同じように心配して箱入り娘にしてしまいそうです。
5歳の娘が1人でお使いに行きたいと言うのですが、交通事故や変質者が出たらとか心配で無理!
今とは時代は違いますが私が子供の頃は1人で遊びに行っていたような気もしているので、過保護気味な部分もあるのかもしれませんね。
でもやっぱりまだ1人では行かせられません。

その思い、言葉にしないと伝わらない

目が見えないから表情が伝わらない。
言葉にしてくれた事が何よりも嬉しい。

私たちも目が見えていても改めて言葉にすることって大切だと思いました。
特に家族だと言わなくても伝わってると思っていたりしますよね。
子供には大好きだよって頻繁に伝えていますが、夫には久しく言ってない。
この映画を観てから、言ってみようと思いつつも言えずにおります。

自分に正直に生きていますか?

自分に正直に生きて欲しい
お母さんは正直に生きてる?

これは響きました。
子供にはそうあって欲しいと願っているのに、大人になると要らない仮面を被ってしまいがちですよね。
そうしているうちに本当の自分を見失う。
人の目を気にしたり。
未来を考えて動いてしまう。
もはや私は今、何がしたかったのかも分からない。

まずは今何を食べたいか。
そんな小さな気持ちから正直に生きましょう。

最後に

最後のオチは急にどうした!?感もありますが、こういう内向的な男性は今の日本に沢山いそう。
それにしても星野源さんは逃げ恥と言い、本当にプロの独身役が似合う!
芝居や音楽の才能もあって、新垣結衣さんとも結婚して羨ましい。
でもそれも表面でしか彼を判断しておらず、本当の彼は彼の中でしか判断出来ないこと。
他人の事は評価せず、自分の中だけの評価を大切にして生きたいですね。

星野源さんはこの映画を撮り終えた後、脳梗塞で入院され、試写会などのプロモーション活動はお休みされていました。
そんな厳しい状況にあったにも関わらず奇跡的に回復もされ、今のご活躍があります。
人生って何があるか分からないですね。

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