夫と出会って10年、スーツ姿は飽きるほど見ていたけれど夫が働く姿って一度も見たことがなかった私。
結婚してからも夫がどんな仕事をしているかも正直わからない状態でした。
そんなある日、お互い突然のリモートワーク生活が開始。
リモートワークへシフトし、1年経った今思うことをまとめてみました。
夫が在宅になりイライラが増えた
一日中旦那さんと過ごすことになり喧嘩が増えた!という方も多いのではないでしょうか。
我が家もそうでした。顔を合わすことが増え、一つ一つの行動が目に止まる・・・
夫の分のお昼ご飯も準備しなければならない上に、夫は食べ終わって自分の食器だけ洗い、さっさと昼寝に入る。
一方で私は、朝から掃除洗濯、子供を保育園へ送り届け、その足でスーパーへ。始業後も仕事の合間で家事をこなしフル活動。
お昼休みはお風呂掃除に夕飯の準備。
お迎えまで少しでも時間があれば干していた洗濯を取り込んだり。
なぜか私の負担が大きい・・・イライラは募るばかり。
家事は好きでやっていたことに気づく
夫への不満が募ってはいましたがよくよく考えてみると、仕事の合間にやっている家事って私が好きでやってることだったことに気づく・・・
これまでは出社していたわけで、細かいところの掃除などは週末にやっていました。
夫に頼まれたわけでもないのに、掃除や洗濯をしている私。これは週末にやることを減らしたいが故の行為であって夫に強要してはいけないんだなと気づきました。
幸い保育園のお迎えは夫が行ってくれることがほとんどですし、子供のお風呂も入れてくれることが増え助かっている部分もあります。
リモートワークにも慣れた頃、夫の魅力に少しずつ気付く
私は好きな仕事以外、身に入らず夢を追いかけるタイプ。そんな私に反して夫は引かれたレールを歩むタイプ。ただただ生きるために働く普通のリーマンです。
あーなんてつまらない男なのー。と正直思っていました。
しかしこのリモートワークを機に夫の働く姿をみて、見たことのない表情や聞いたことのない真剣なトーンで淡々と仕事をこなしたり、部下や同僚に指示を出す夫の姿があったのです。
ミーティングが始まる前の談笑とはじまった後の切り替え方や、注意の仕方などを見ていると、ああ職場の人たちに信頼されて仕事やっているのかな〜と思えました。
仕事があまり忙しくない時は、だらけてしまっていることもあるのですが、忙しい時の集中力には脱帽しました。
転職魔の私からすると、大学卒業以来同じ会社で文句も言わずに働き続けている彼の姿は尊敬でしかありません。
まとめ
二人の時間が増えたことも、夫が育児に参加する時間が増えたこともこのリモートワークを通して得た夫婦のメリットでした。
リモートワークが続く今もなお必要最低限の会話しか交わしませんが、将来夫が引退した頃の良い予行練習になったかなと思います(笑)
家族のために真面目に毎日働いてくれている夫の姿をみることができ、少々安心いたしました。
”親しき仲にも礼儀あり”
これからも夫への尊敬心を忘れずに過ごしていきたいと思います。
欲を言えば、夫に向上心があるといいんだけどな〜
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